もの干し祭り- 共にものを干すプロジェクト
  霧の芸術祭・城跡芸術展 2022

   Clothes Drying Celebration
   Kameoka Kiri Art Cultivation

by Kelvin Wong, Ching Fok

 洗濯と洗濯物を干すという行為は古くから行われてきた人類共通の習慣です。昔の踏み洗いから洗濯板、そして近代の洗濯機に段々と発展してきましたが、洗濯物を干すための道具はほとんど進化していないで、ほぼ全て同じ機能と形状を踏襲していると言えます。もの干しが千年渡って、そのなかには自然の力と恵、人間の営みがあると改めて感じさせられます。

 日常では普段一人で自分又は家族の服だけを干しています。それて、家族との生活の中にある「干してもらう」「干してあげる」を、観客と一緒に行うことで「家族」の意味を広げていきます。ものを干すという行為、服の記憶、そして「干してもらう人」と「干してあげる人」の間に、新しい関係を築いていきます。

 清々しい風と木漏れ日、自然の恵みを感じながら、遠くの誰かの「服」をぜひ一緒に干しましょう。

掲載:

京都新聞 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/900533

朝日新聞 「丹波亀山城跡、アートで彩り 25日まで芸術展」(2022年10月22日)